政府にとって絶対に必要なこと、それは国防と雇用と私は思っています。
インフレ率2%は、あくまでも手段であり、その目的は雇用の維持ですよね。することによって
米FRBの役割を聞かれたら、アメリカでは雇用の維持というのが常識だそうです。
日本では日銀が雇用の維持が目的というのは、ちょっと?と思ってしまいますが、
中央銀行の役割は、市中に出回るお金の量を調整することによって雇用の維持を中心とした、
より良い経済状態を維持するためですね。
さて、昨今はマスゴミを中心として、統一教会と安倍元総理大臣との関係を述べることにより、
関係のないアベノミクスを否定するような見解も見受けられています。
お馬鹿さんな経済学者の言うことを鵜呑みにしないで、
皆さんは必ず客観的データをもとにしてほしいと思います。
もう、下表だけで充分と思いますが、民主党政権下では失業率が高いですね。
かくいう私も民主党に投票してしまったのですが、自民党政権へのお仕置きのつもりで、
私のように行動してしまった人は多いと思います。
アベノミクスが始まって、失業率は下がり続け、かつてのバブルと並ぶところまでの水準となっています。
これだけ見ても、アベノミクスがいかに成功したかは分かると思います。
(その他にも安倍元総理の功績は素晴らしいものがありますが、国際社会において、
日本を重要なメンバーの一つに格上げしたことだと思います)
確かにインフレ率2%は達成していませんが、このインフレ率2%は雇用の発展・維持に丁度いいからであって、
このことを取り上げて、殊更に難癖付けるのは当たっていません。
でも、消費税増税は確かに厳しかったですね。安倍元総理もホントは増税もしたくなかったのでしょうが、
財務省を始めとする緊縮財政論者たちに、抵抗しきれなかったのは事実です。
それに、こうした論者たちによって、財政支出は著しく抑えられてしまいましたから、
金融政策では一定の効果をあげたものの、財政政策でそれを抑制することになってしまいました。
本来は両者が車輪のように相まって、効果を上げるものなのですが、
それができなかったところに、アベノミクスの効果がイマイチのように感じられるのでしょう。
あと一歩まで行ったのですが、消費税を始めとした緊縮政策によって、劇的な改善とは言えないのでしょう。
出典:世界経済のネタ帳より
でも、アベノミクスは確実に日本を救いました。
安倍元総理がいなかったと思うとぞっとします。もしあのまま民主党政権だったら、
日本の経済はガタガタになってしまったでしょう。
私は政府の経済政策の良しあしを見る尺度として、
株価
を重視しています。
アベノミクスの始まる前から、株価は上昇し始めました。
8,000前後の株価は今は28,000円です。いくら日銀が買っているからと言って、
もう買っていませんから、ダメなら、だらだら下落するでしょう。
岸田政権となって、それ以来、株価は下落基調ですが、最近は方針を転向したのでしょうか、
幾分いい感じとなって、今後の上昇が期待されているところです。