先日アメリカのジャクソンホール会議が開催されました。
私は、この会議があく抜けとなって、そのままアメリカも上昇するものと思っていましたが、
全くの予想ハズレ、NYダウは1,000ドルを超える下落となってしまいました。
なかなか上手くいかないものですね。株は何年やっても難ししと思います。
売れば上がり、買えば下がる
その繰り返しです。
アメリカであれだけNYダウが下落したのは、パウエル議長が繰り返し繰り返し、
株価を上昇させないという意思表示を強調したからでしょう。
アメリカは物価の上昇も厳しく、株価が上昇すると物価の上昇を助長してしまうと考えたから?
以前、パウエル議長は、インフレは一時的だと言ってしまった手前、もう間違えは許されないという
トラウマに陥っているのかもしれません。
NYダウの下落につれて日本株も下落していますが、
日本はインフレ率も3%弱、ゼロ金利政策、つられて下落する必要はないと思いますが、
相変わらず金魚の糞ですね。
私が若い頃は野村證券がデンと構えて相場を引っ張っていたような気がしますが、
金魚の糞じゃ、誰も虎の子のお金を、株式市場に投じようとはしないでしょうね。
個人投資家も大事であるはずなのに、取引所のルールでさえも、
外資の機関投資家に有利になっています。空売りなんで、外資はいくらでもできますよ。
多分皆さんは知らないから、平等だと思っていますが、
あの手この手で、えげつない手で相場を操縦しています。そのような中で、
個人投資家がかつ唯一の手は時間
です。
でも、昨日、今日の相場を見る限り、マザーズは強くなってきました。
大底と言えば大底なので、もうこれ以上下落できない段階ではあるのですが、
外資の空売りも買戻しが始まるのでしょう。
アメリカへの追随もこれで終わりになればいいのですが、どうでしょうか。
企業の国内回帰、設備投資、アジアの興隆、円安と言ったことを考えると、
今後、日本は成長し、過去の日経平均の最高値38,957円44銭を更新すると思っています。
ですから、今からこつこつとインデックス投資をしているのですが、果たして報われるでしょうか。