ここじぃ、スポーツカーを購入すると節税になるっとホントですか?
結論から言うと、希少価値のあるスポーツカーで時価がそれほど下落しないのであれば、節税効果はあるよ。
どういうことですか?
減価償却って聞いたことがあると思るけど、中古資産の減価償却って言って、結構優遇された耐用年数があるんだ。は法定耐用年数の全部を経過したケースだと、法定耐用年数×20%、一部経過したケースだと、(法定耐用年数-経過年数)+経過年数×20%となる。
じゃあ、個人事業主が期首に1,000万円で購入した、3年経過のスポーツカーはどうなるのですか?
中古資産の耐用年数は、
(6-3)+3×0.2=3.6
1年未満の端数は切り捨てるので、耐用年数は3年となる。
3年の償却率は0.334だから、1,000万円×0.334=334万円
だから車両の簿価は、1,000万円=334万円=666万円となる。
スポーツカーの時価が100万円しか減少しないとしたら、時価900万円に対して、簿価が666万円ということね。含み益が234万円生じている。
そうだね、毎年時価が100万円しか減少しないとしたら、毎年234万円の含み益が生じてくるね。
もっとも売却時には課税されてしまうけど、儲かっているときに節税して、業績がいまいちの時に売却するっていう方法はあるね。
儲かると色々と節税ができるのね!