最近、日経平均、マザーズなどの銘柄が強いですね。
特にマザーズはコロナが最高潮の時まで下がりましたから、明らかに下がり過ぎですが、
日経平均も、円安で特に輸出産業が好調なのと、
国内回帰により設備投資が旺盛なのが背景にあると思います。
円安、これは打ち出の小づちですね。同じ努力であっても、この為替によって利益が全く変わってきます。
かつての日本は円高により散々な目にあったのですが、その頃の苦労は忘れてしまって、
世の中は輸入物価が高くなるからということで、円安を非難する声が多いように思います。
確かに中小企業などは、原材料が高くなりますので、不利といえるでしょうし、
年金生活者も物価が上がるから厳しいでしょう。
でも、輸出を中心とした大企業は恩恵を被りますし、
輸入物価が高いので、国内生産という国内回帰現象も起こります。
そして、トータルでのGDP増に与える影響は、円安の方に軍配が上がるのです。
設備投資が旺盛だという、こうしたニュースはもっとマスコミが取り上げるべきでしょう。
某宗教団体との関係をあーだこーだ言うよりも、日本経済の大事な状況を知らせるべきだと思います。
(癒着はダメですけど、会費を払ったり、あいさつ程度は特に問題ないと私は思います)
マスコミの最近の劣化は酷いですね。
国内外の重要なニュースを意図的に取り上げていません。
中国、台湾との関係もかなりやばいところまで来ているはずです。
産経新聞以外は、新聞としての役割を果たしていません。
マスコミはマスゴミと言われないように猛省してほしいと思います。
株式市場は個々の銘柄も全体相場の好調を受けて、上がってきています。
含み損が解消され、売却できる状態になると、回転も効きますので、
益々上がるという好循環になります。
個々の銘柄の決算がどんなに良くても、やはり全体相場の影響を受けます。
決算がよくてもそれほど上がらない状況もあるでしょうし、悪ければ必要以上に売られます。
そうした点で、この全体相場が好調な状況下では、個々の銘柄の業績が素直に株価に反映されます。
史上最高となる38,957円44銭(1989年12月29日ザラ場)を抜ける状況が整った
と私は思っています。日経平均4万円越えも視野に入れて、株への投資残高を増やしています。
吉とですか凶とですか、見守ってください。