日本株も連日暴落していますね。
米国は金利を上げているのに、日本は低金利政策。
米国に追随する必要はないのに、おまけに円安で企業業績も好調の日本株、
でも、金魚の糞の日本株は、ついでに売り崩そうというヘッジファンドの魂胆が見え見えです。
何しろ空売り比率は50%を超える日もあるのです。
50%超というのは、売り物のうち50%超がモノがないのに売っているということです。
米国はFRBがかなりインフレに神経質になっています。
これは当初インフレは一過性のものであると言っていたことと無関係ではないでしょう。
自分たちの判断が間違っていたということを認めたのですから、
トラウマになって何としてもインフレを退治しないといけないと思っていることでしょう。
政府の圧力に屈して、インフレ退治ができなかったFRB議長が過去にいるとか聞いたことがありますが、
その姿と自分たちを重ね合わせているかもしれません。
ですから、インフレが収まるまでかなり強引に金利を上げてくるでしょう。
当分、株式の出番はないと思います。
私もインデックスファンドに占める米国株の割合をちょっと少なめにしました。
ドルコスト平均法のため、安いときにも購入した方がいいのですから、
全部をやめるというのは得策ではありません。
でも、明らかに日本株の方が、投資効率がいいように感じます。
ここのところの下げはヘッジファンドの仕掛けでしょうね。
思うように、空売りをすれば儲かることを彼らは覚えてしまったのでしょう。
それを支えるような投資家がいないのが残念なところです。
日本株は円安とそれに伴う国内回帰によって、これからは経済が回復すると思います。
過去の最高値を更新するかもしれないという段階にきていると思っています。
このような仕掛けが通用するのは、ずっと米国株に追随してきた日本株の特徴で、
米国株の状況によって、脊髄反射的に行動を起こさざるを得ない、
投資家層の薄さ、家計が株式を未保有であること、政府の政策がちぐはぐなことなど、
色々な要因が複合的に絡んでいるのでしょう。