FP1級~3級

FP試験の勉強の仕方

資格試験の一般的な勉強方法

資格試験の勉強において押さえておくべき大きなポイントは、過去問にあたって、
合格するのに必要な範囲とレベルを的確に把握することです。
試験は満点を取る必要はありませんが、皆が解けるような問題を落とすことはできません。
みんなが点の取れる問題は確実に正解としなければなりませんが、
みんなが解けないような問題は解けなくてもかまわないのです。
合格ライン、例えばFPの試験も60%以上解ければ合格しますが、

200点満点で120点

取ればいいのです。

過去問の勉強の重要性

試験委員として問題のレベルを上げることは躊躇します!

過去問を見ると過去において出題された問題が数値を変えて頻出しています。
それはそうでしょう。試験委員だって、問題のレベルを変えることは合格率に影響がありますので、
同じ程度の問題を出すはずです。
試験の年度によって合格率に著しい差異が生じることは避けたいわけです。
そのため、問題のレベルを同じにする必要があり、必然的に似た問題が頻出します。

FPの問題のレベル

FPの試験はこうした問題を解いていれば合格できるレベルです。
ですから過去問を人よりも多く解く、問題を見て脊髄反射となるように、
繰り返し繰り返し解いて、知識を定着させることが必要となるわけです。
FPの試験は3級から2級、1級へと段階を踏んで受験した方がいいと私は思いますが、
それは、それぞれの級における基本的な問題を解いて、まずは大きな幹をしっかりと築き、
それに枝葉を付けていくという方法が知識の定着が早いと感じたからです。

インプットとアウトプットの関係

もちろん、知識がまっさらの状態で問題を解いても間違うだけですから、
一定のインプットは当然必要です。
しかし、インプットにあまり時間をかけるのは得策ではありません。
ある程度インプットされたら、アウトプットの練習をした方が知識の定着は早いと思います。

とにかく何となく全体を理解できたなと思ったら、問題演習に取り組んだ方がいいと思います。
分かったつもりになっていても、意外と分かっていなかったり、
知識のあやふやな個所が浮き彫りにされます。
問題を解く過程において考えたり、思い出したりしますから、知識の定着に効果的です。

FPの試験の勉強方法-私の場合

私の場合、Web講義を1回目は問題演習をやらずに

ざっー

と聴き、2回目にやや丁寧に聴くという方法を取りました。
1回目で少々分からなくても、取りあえず講義を最後まで聴き、全体像を把握するのに努めました。
2回目は理解と知識の定着、暗記を中心に講義を聴きました。
Web問題もありますから、それを解くのもいいでしょう。
それ以降は過去問を中心に問題演習を行いました。

勉強は自分の馬鹿さ加減を我慢することが大事

もちろん、この程度では、問題の正解率は芳しいものではなく、間違いも多かったですが、
気にせず、問題演習を繰り返すことに努めました。
昨日、覚えたはずのことが今日になったら、すっかりと忘れてしまうことなんてザラ、
でも、自分の馬鹿さ加減を気にせず、繰り返すことだと思います。
問題演習も1回目よりは2回目、2回目よりは3回目と間違う問題も少なくなってきます。
資格試験は、この継続する力、自分の馬鹿さ加減にめげずに我慢することが大事ではないでしょうか。

間違えた問題は必ずチェック

間違えた問題や知識があやふやな問題はちゃんとチェックしておきましょう。
完璧に理解できている問題はもう解く必要はありませんから、

チェックした問題を中心に再度解く

ことにしましょう。
問題を解くには1回だけでは効果的ではありません。
2回、3回と解いて、間違える問題を極力少なくすることが必要です。
でも、どうしても最後まで間違える問題はあるものです。面白いものですね。
私の場合、それらは、エクセルにまとめて、電車の中でひたすら暗記に努めることとしました。

1ヵ月980円~で講義聞き放題はお得!

私が使用したインプットはオンスク.JP、アウトプットはTACのみんなが欲しかったシリーズです。
これで宅地建物取引士試験にも合格しています。
詳細は●●を参照してください。
オンスク.JPとTACのみんなが欲しかったシリーズは、項目が一致しており、
オンスク.JPを講義、みんなが欲しかったシリーズをテキストとして利用することができます。
1ヵ月980円~で講義を聴き放題というのは、
お小遣いの少ない私たちにとって、破格的な価格でと思います。

-FP1級~3級