FP1級~3級

FP1級の実技試験レポート

桜がいよいよ満開に近づいてきました。後2~3日といったところでしょうか?
本日はFP1級の実技試験のライブ情報をお届けします。

FP1級の合格率

FP1級の実技試験の合格率は80%ほどです。5人に4人が合格、5人に1人が不合格となります。
合格率が高いとはいえ、学科試験の合格率は10%ちょっと、10人に1人、
その狭き門に合格した人が相手になりますから、舐めてかかることはできません。
FP1級の学科と実技を併せて、トータルでは10%ほどの合格率となると思います。

FP1級実技試験の日程

2021年5月に学科試験を受験し、同年6月に合格発表、何とか滑り込み合格、
その後なんとも音沙汰がなくて不安でいたところ、
7月中旬頃に、実技試験の受験案内が来て、10月中旬に試験があるとのことでした。
受験料は25,000円、高っと思いましたが、面接官2人を1人当たり30分拘束しますので、
やはりそれぐらいかと。。
学科試験受験から実技試験受験まデ5ヵ月弱もありますので、
その間、覚えたことを忘れないように、毎日少しでも勉強した方がいいと思います。

FP1級の実技試験ライブ

私の場合は2021年10月9日の10時10分に品川の会場に集合でした。
当日は

午前と午後の部

に分かれ、私は午前の部でした。
数日前に地震で山手線などが運休したニュースなどが頭にあったことから、
かなり早く家を出たので、会場のビルについたのは1時間前でした。
暇つぶしと休めるところ所を探していると、ありました。喫煙所。。よかった!
そこでタバコを吸ってちょっと落ち着いて、会場へと足を運びました。

集合時間の30分ほど前から受付が始まっていました。
待機室は、大きな部屋で40人ほど入っていたでしょうか。
その後、その

40人ほどが10人ずつ4つの部屋

に分かれていきました。

1級の実技試験は

Part1 相続・事業承継業務
Part2 不動産関連


に分かれ、それぞれ

12分程度の質問時間

となっています。
各部屋にいる10名ほどのうち、5名が Part1 、5名が Part2に分かれます。
各パートごとに1名が呼ばれ、席を移動し、

設例を読む時間が15分与えられ、その後面接室へと移動

します。その間、待機している人は勉強していてもかまいません。
もうここに及んでは勉強しても無駄?でしょうが、気休めにはなります。
私は往生際が悪く最後の最後まで教科書とにらめっこしていましたが、
ちらっと見たことが試験には出ました。
でも、見たことを自分の言葉でうまく説明できるかというと、そうでもありません。
生半可な知識では太刀打ちはできないと思います。意地悪に突っ込んできますから。

いや、ほんとに突っ込まれました。突っ込んで答えに窮していると、助け舟は出してくれますが、
かなり焦ります。焦ると記憶したことが飛んでいくこともありますので、
脊髄反射的に回答を導き出すことができるといいですね。

一つのパートの実技試験が終わると次のパートの試験の勉強を始めますが、意外とすぐに順番が回ってきます。試験が始まったと思ったら、終わるのはあっという間で13時には終わりました。10時から13時までの約3時間、試験説明などを入れると実質2時間半でありますが、あっけないくらいに早く終了してしまいました。

FP1級実技試験の結果

Part1 相続・事業承継業務は成功、Part2 不動産関連は失敗と私は思っていました。
成功が失敗をどれほどカバーしてくれるか、それが合否の別れになるな!と感じていました。
結果はそれぞれに分かれて出てきませんので、どうなったかは分かりません。
結果は「分野別得点」として次のように配点されます。

・顧客の問題点の把握  40点
・問題解決策の検討分析 60点
・顧客の側に立った対応 60点
・FP倫理と法令順守   40点

合計で200点であり、そのうち120点以上取れば合格となります。
私の場合はホントギリギリの合格でした。でも受かれば勝ちで、満点で受かった人と同じですから。

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