マザーズ市場は下落し続けています!
個人投資家に人気のマザーズ市場は、2021年年初辺りから下落の一途をたどり、
コロナショックの時とほぼ同じ位置にいます。瞬間的にはコロナショックの方が低いですが、
月足を見るとほぼ底値圏、いくら何でもそれはないだろ!と思うのですが、
個人投資家は相当傷んでいるのでしょうね。
ナスダックの下落、アメリカFRBの金利引上げ、ロシアのウクライナ侵攻、オミクロン、
安倍元総理大臣の銃撃、これらに伴う需給関係の悪化によるものと思われます。
日本市場はアメリカ市場の金魚の糞
アメリカは金利を引上げているけど日本は上げていない、
円安効果が発現して企業業績はアップするはず?
なんて思っても、市場がそう思わないのですから仕方がないのかもしれません。
つくづく日本の市場ってアメリカ市場の金魚の糞だと思いませんか?
NYダウが上昇すると、日本の日経平均も上昇し、下落すると日本の市場もそれ以上に下落します。
アメリカのように高値を更新し続けたのであれば、調整局面はあってもおかしくないし、
必要な状態だとは思います。
でも、日本の市場は、アメリカのようにダウやナスダックが高値を更新し続けたのではありません。
30年間、高値を抜けずにいます。
外資のおもちゃにされていいの?
外資のヘッジファンドのおもちゃにされている日本の市場、
テレビなどのマスコミは、何も言いませんが、
ある程度、株をやっている人にとっては周知の事実です。
空売り比率が40%~50%なんてありますか?
日本の市場は流通性があって、ボラティリティを取れるので、儲けるにはいい市場なんですね。
安倍政権の誕生が転換点、上向きかけたが消費税でドボン
今回の参院選で1議席を確保した参政党が演説でよく言っていましたが、
初任給が30年前と変わっていないとか(T_T)
バブルが崩壊して、最初は失われた10年と言われました。回復せずにさらに10年、さらに10年と、
とうとう今は失なわれた30年となっています。
安倍政権が誕生して、マシになり、ようやくかとなりかけた時に、
消費税増税でアベノミクスも腰砕けとなってしまいました。
でも、失業率や就業者数ではかなり立派な数値となっていますので、
それは大いに評価されるべきでしょう。
最近のマザーズにちょっとした変化が!
外資のおもちゃにされ、日本の個人投資家はかなりの痛手を負っています。
それ痛手の最たるものがマザーズ市場です。
でも、最近のマザーズはどうも腰が強いような気がします。
これは日経225もそうなのですが、今までのように売られ続けられていません。
ちょうどアベノミクスがスタートした時の強さが芽生えているのでは?とも思われます。
日本の停滞の原因の一つは異常な円高にあると思っています。輸出企業が壊滅的な打撃を受け、
円高を回避するために海外へ工場を移転するという図式がよくみられたことと思います。
それが今は逆転現象です。
恩恵的な円安により輸出企業はウハウハ
でしょう。
確かに輸入物価の上昇はありますが、この上昇により、国内回帰の減少も見られています。
下手に高いものを輸入するなら、国内で作っちゃえ!って感じですか?
この結果がが分かるのは後何か月か経たなければなりませんが、
私は円安により国内の景気が回復すると思っています。